壱岐・対馬紀行 〜対馬比田勝篇〜
どうも、あきじろうです。
近頃、更新が滞ってしまい申し訳ありません。
昨今、新型コロナウィルス騒動で大変な中ではありますが、
少し前までは細々と旅行をしておりました。
流石に最近は自宅から外出しない生活が続いていて、
お出かけしたい欲求に駆られています。何とかこの危機を乗り越えていきたいですね。
引き続き対馬のレポートをお届けします。
前回までの訪問記録はこちら
それでは対馬南部の中心都市、厳原から路線バスに乗って北部の比田勝を目指します
対馬のバスは何と言っても景色が本当に綺麗。
バス自体はいつも地元で使っているバスとそこまで変わらない気がしますが、
外の風景がまるで違いました。まるで外国に来ているような感じでしたね。
私のようなよそ者にとっては中々地理的な感覚が掴みにくい対馬ですが、厳原から比田勝まで南北を移動するのに
なんと2時間かかります。意外と対馬って大きいんですね。
これだけ長距離を走るので、路線バスながら途中の営業所でトイレ休憩があります!
営業所の雰囲気もまたいいです。
長いバス旅でしたが、比田勝バスターミナルに到着です。
バスはツシマヤマネコのデザインになっていますね
バス停からしばらく歩くとこんな看板が。
釜山から本当に程近いのでハングルと日本語表記が同じ大きさですね。
韓国からの方はこれを見て、「あぁ日本に来たな」と思うのでしょうかね
ただ、まさに日韓関係の悪化の影響をもろに受けていた時期に訪問したので、
観光客らしき人は少なくともこのタイミングでは見かけず。
地元の方と思わしき方をチラホラ見かける以外は静まり返っていました。
かつては韓国からの観光客で街が賑わっていたと聞くので、そのタイミングでも訪れたかったですね。
バスターミナルから10分ほど歩いて比田勝港国際ターミナルに来ました。
比田勝からは博多行きの国内線と釜山行きの国際線が発着していますが(2019年9月現在)、こちらは国際線のターミナルです。
ターミナルの中に入ってみると、私以外はほとんど韓国からの方ですね。
一時期よりは減ったとは言え、それでもそこそこは賑わっていました。
こちらは国際線のカウンターです。日韓関係の悪化を受けてこの時点でもかなり便数の削減が行われていました。訪問の時点では、あと一本JR九州のビートルが出発するのみでした。
私は東京出身で、海外といえば成田か羽田を使うイメージばかりだったので、
同じ日本にもこのような国境があるのだなと改めて新鮮な印象を受けました。
比田勝港の周辺は特に韓国からの観光客を意識してか、日本語よりもハングルの方が多かったです。免税店なんかもありました。
今回は韓国を経由せず、あくまで「九州の離島」としてやってきているので、突然ここまでハングルばかりになると不思議な感じですね。今回は韓国に行けませんでしたが、次は韓国経由で行ってみたいものです。
さて、今回の記事の中でもっともお伝えしたかったのが、今回宿泊したこのホテルです!!
この外観と部屋の内装でわかってしまう人もいると思いますが、そうです
あの東横インです!
私が宿泊したつい前日にオープンしたばかりでした!!
地方の新幹線の駅前にあるイメージが強く、
前回の厳原を始めかなりお世話になっている東横イン。
ですが、この東横インはなかなか特殊でした。
部屋だけでなく、エレベーターから出ると海を一望できます。
残念ながらこの日は天気があまり良くなかったですが、それでも中々いい景色でした。
東横インと言えば1階で朝食を取るイメージですが、ここは違います。
最上階にこんな広々としたスペースがありました。
時期が時期だったので、あまり宿泊客もおらず(送迎バスの方によれば、この日の稼働率は10%台だったとか…)、広々とくつろげました。ほぼ貸切状態…
ここの東横インは夕食のサービスもあったので(これは他の店舗でもちらほら見かけますが)、カレーをいただきました。こんな感じで海が見渡せます。
一つだけ残念だったのが、開業のポスターで宣伝に書いてあった対州馬を見かけることができなかったことです。
まあ馬がいそうなスペースはあったので、準備が整ってなかったとかですかね。
この数カ月後に訪問した方によれば普通に馬はいたそうなので、タイミングの問題でしょう。
東横イン自体には温泉はありませんが、すぐ隣に温泉があります。
特に割引などがあるわけではありませんが、東横インから専用の階段がありお手頃に利用できました。
こちらも地元の方の利用がメインでしたが、所々にハングルが見られ、こういうのは比田勝ならではと感じました。
そんな感じで、対馬2日目の夜は終了!
朝食はいつもの東横インの朝食でした。
長いようで短かった対馬の滞在でしたが、今日で博多へ戻らなければならないので、
チェックアウトを済ませて送迎バスで比田勝港へ。
こうした古き日本らしい風景は韓国からの観光客に人気だとか。
確かに、釜山に住んでる方からしたら同じ大都市の大阪や東京は大して釜山とは変わらない感はありますよね。良くも悪くも海外に行ったという感は得られないかもしれませんね。
対馬最後の食事はこちらで。
最後は対馬の魚をいただきました。
価格的には外国人向けの観光地価格だなという感想ですが、美味しくいただきました。
そして、いよいよ対馬ともお別れです…
さきほどの国際線ターミナルとは海を挟んで向かい側にあるので少し注意です。
国際線ターミナルからは結構歩きます。
運賃は学割適用で3720円でした(当時)
さよなら対馬!!
わりと古めの船内ですが、こちらで5時間ほど過ごします。
途中、かなり大揺れのところがあり船酔いしました…
なんとか酔い止めを飲んで耐えしのぎました。
長旅でしたが、無事博多港に到着です!!
博多の夜景が見えてきたときの安堵感というか、旅の終わり感をものすごく覚えています(まだ博多なのにね笑)。
博多港から西鉄バスで博多駅へ。実はこの日も博多駅前の東横インでした(笑)
博多駅、対馬からのスケールの違いをすごく感じました。なぜかまだ博多なのに帰ってきた感すら感じました。
ホテルに荷物をおいた後は天神の屋台で夕飯を食べました。
一人で屋台なんて初めてなのでいい経験でした。
後は帰るのみ!
すぐ直後にサークルの旅行を控えていたので、翌日の昼の飛行機で帰りました。
あたりまえですが、帰りはあっという間でした笑
アクセス面でも福岡空港はホント便利ですね。
そしてしばらく来ないうちにきれいになっていて驚きました。
最後に来たのは高校生のころ、羽田→沖縄→福岡を1日で移動する意味わかんない動きをしたとき以来ですね(笑)この辺のはなしもいつか記事にしたいです。
さてほんとに長かったですが、JALで帰京です。
実はこの時、JALに乗るのは割と久々でした。
この時以来、コロナ騒動が起こるまでなんだかんだで月1以上は使うようになりました。
大学に入学以来、JALカードnaviに入会してコソコソマイルを貯めたりはしてましたが、
なにか魅力を感じてしまったのか、この時くらいを境にアホみたいな頻度で飛行機を乗るようになりました(笑)そしてすっかり赤組になりました(笑)
長かった旅もこれで終了!!
長い記事になってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
まだまだ溜め込んでしまったネタがたくさんあるのでまたぜひご覧ください。