壱岐・対馬紀行 〜壱岐篇〜
どうもこんにちは。あきじろうです。
今回は昨年(2019年)に訪れた壱岐と対馬の旅行記をお送りします。
実は以前から、島国である日本の中で意識することのない「国境」というものを見てみたいと思っていました。
対馬北部の港町、比田勝から韓国の釜山は高速船を使えば1時間とちょっとで移動できてしまいます。東京はおろか、福岡よりも近いです。
そんなわけで、「国境」というものをこの目で見たことのなかった私の夏休みの旅行先は、迷うことなく国境の島、壱岐と対馬になりました。
*記事が長くなってしまうため、①壱岐②対馬厳原③対馬比田勝 に分けます。
今回は壱岐島での様子をお届けします。
↓対馬篇はこちら!
まずは国境の島への玄関口、博多へ向かいます!
博多までの間もいろいろ寄り道したりアクシデントがあったりしましたが、それは別記事にしようかと思います。
博多埠頭のフェリーターミナルにやってきました。
天神のホテルに泊まっていたのですが、ちょうどよい時間のバスがなかったので天神から歩きました。割と遠かったです。
できればバスを使うことをおすすめします。
ターミナルの中は↑このような感じでした。 余裕を持って来たのでまだガラガラ。
フェリーに乗ること自体10年以上ぶりでした。非常にワクワクしてました。
フェリーきずなに乗船しました。
今回は2等です。JRに乗るときにと同様で学割証を出せば学割が適用されます。
壱岐島までは確か2000円を割っていたと思います。かなりお得です。
決済は現金の他にクレジットカードが使えました。
2等の客室です。前日の疲れもあったので基本的にゴロゴロしていました。
↑船内のポスター 「国境の島」の響きがかっこいいですね
この日は天候に恵まれていたので、玄界灘のこのように楽しむことも出来ました。
だんだんと壱岐が見えてきました!
街から漂う昭和感が離島独特の空気と相まってたまらない!
もう9月に入っていましたが、歩くのが辛いくらいの猛暑でした。
このあと乗る予定の船が郷ノ浦港とは反対側の芦辺港になるのでバスで移動します。
またまた年季の入ったバスです。もしかしたら私の生まれるより前のバスかもしれません。
↓バスからの車窓
小さな島ですが、ロードサイドには全国チェーンが並んでいたり、田園風景が見られたり、漁港があったりでなんだか日本の縮図のような風景でした。
短い乗車時間でも車窓を楽しめます。
芦辺港に到着したあとは小腹がすいたので、壱岐牛ランチ。
夜は焼肉屋さんのようでしたが、こちらで壱岐牛カレーをいただきました!
牛肉だけでなく、カレー甘みが出ていて美味しかったです。
芦辺港の近くにはファミマや下の写真のようにイオンがあったりして、結構賑わってます。
ところが、そこから10分ほど徒歩で移動すると・・・
このような趣深い町並みを見ることが出来ます!
2枚めの写真の鳥居は元禄年間(1688〜1704)に建立された伝統あるものでした。
平和で穏やかな壱岐ではありますが、あの元寇の際には、モンゴル軍が侵入し悲惨な殺戮が行われたそうです。
弘安の役で犠牲になった遺体が積み上げられたとされる、千人塚を訪れました。
島国日本で暮らしていると、このようなことは想像することも難しいですが、戦争の恐ろしさについて「国境の島」で改めて考えさせられます。
この日の宿泊場所は壱岐ではなく対馬の厳原。というわけで芦辺港にやってきました。
先程と同様で窓口にて乗船券を購入します。もちろん学割も対応可でした。
今回はフェリーではなくジェットホイルです。価格はフェリーに比べて倍くらいしますが対馬にはおよそ40分ほどで着きます。
席はなんと最前列でした。ボーイング社によって開発されたからか雰囲気は飛行機に似ています。
では対馬へ向かいます
対馬篇へつづく