あきじろうの周遊記

ここ最近旅行にはまりだした人のちょっとした旅行記

神戸からフェリーで高松・琴平へ🚢

オンラインながら大学の授業が始まってしまい更新ペースが落ちてしまいました。

 

引き続きしばらくは遠出が出来そうにないので、引き続き以前までの旅行記を載せていきます。お楽しみに〜。

 

前回の記事はかなり昔のものを取り上げましたが、今回は香川県へ足を伸ばした2月初旬の記事です。

 

相変わらず時系列がめちゃくちゃな「あきじろうの周遊記」ですが、

ビジネスクラスで大阪へ飛んだときの続編になります。

 

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さすがに大阪から何もしないで東京に帰るのももったいないんで四国へ足を伸ばしました。

 

 

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前回の記事の終盤の写真です。あっという間に伊丹空港に着いてしまいました。

 

ノープランだったのですが、フェリーに乗りたい気分でした。

翌々日は大学のサークルがあり東京に戻らないとダメで、九州方面は厳しそう・・・。

 

四国なら翌日に飛行機に乗ればスケジュール的にば支障ないと思い、四国行きを決めました。

 

まずは伊丹空港からバスで神戸・三宮へ。

 

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伊丹空港のアクセスの便利さは本当に羨ましいですよね。大阪市内までのバス運賃も安いし。

神戸までも渋滞も特に無く一瞬で到着しました。

 

 

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三ノ宮駅に到着です。おしゃれな神戸のイメージを表すような駅の造りですね。

神戸港までは送迎バスもありますが、出発まで時間があるので徒歩で移動してみました。

 

夜の神戸散策

 

居留地や元町の南京町などを通りながら神戸港に向かいます。

  

 

ルート的にはだいぶ遠回り(笑)

ポートタワーは昨年(2019年)に一度行ったので今回はパスです。

 

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居留地

南京町は時間も遅く、静まり返ってました。 

 

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ファミマも全家と看板に書かれているのが中華らしくいいですね。

 

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 以前、南京町に行ったときは角煮まんを食べました。

そんなことを思い出してると、どこも店は閉まっているのにお腹だけは空いてきます(笑)

 

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港へ歩いているとおしゃれな建物がありました。こちらは神戸税関だそうです。

神戸のこのあたりはどこを歩いていてもオシャレで街歩きしてて飽きません。

 

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そんな神戸税関からはポートタワーのライトアップがよく見ました。月もきれいでした。

 

 

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このあたりまで来れば、フェリーターミナルまであと少し。

 

 

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 こちらが今回利用したジャンボフェリーのターミナルです。

九州方面のターミナルはもう少し先にあった気がします。

 

以前、対馬に行くときに使った博多港もそうでしたが、トラックが行き交う中をフェリーターミナルへ向かう旅の高揚感はなかなかです。

 

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待合室で出発を待つ

比較的新しいターミナルだったので快適でした。出発まで2時間ほどあり結構退屈でした(笑)

ベンチで仮眠を取ってる人もチラホラといましたね。

 

 

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今回のチケットなんですが、U25割があったので活用しました。

神戸から2300円で高松まで行けるので結構お得感はあります。

更に、キャッシュレス還元がありここから更に5%還元でした。ありがたいです。

 

 

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船内へ!

いよいよ船内へ入ります。待ち時間がとにかく退屈だった(笑)一人旅の欠点。

 

 

ジャンボフェリー 神戸→高松

 

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船内の客室

こんな感じで雑魚寝です。

普通の座席もありましたが夜行便だったので寝ている人のほうが多かったです。

 

ピーク期は場所の取り合いもあるそうですが、2月のなにもない平日だったので平和でした。

コンセントは壁側に少しだけありました。混んでるとコンセント確保できないかもしれません。

 

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いよいよ出発準備が整い、神戸を離れます。

この航路はひたすら瀬戸内海なので揺れもほとんど無いですね。

 

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 船内はお土産屋さんや、高松へ行く便なだけありうどん屋さんもあります。

午前1時出発の便ではあるもののちゃんと営業しています。

 

そういえば、伊丹空港551の豚まんを食べてから何も食べてなかったので、うどんを注文しました。

 

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 外の夜景を見ながら一人さびしく食べました。これからうどん県に行くんだなという高揚感が湧いてきますね。

 

神戸を出発するのは午前1時。高松に着くのが午前5時。

わずか4時間の間にうどんを食べて、外眺めて、睡眠して、と大忙しでした。

 

うどんを食べて客室に戻り、割とすぐ眠りに入りました。

 

 そして午前5時

 

大音量の歌が流れ起こされます。

ジャンボフェリーの歌というオリジナルソングで、内容はなぜかラブソング(笑)

 


二人を結ぶジャンボフェリー 歌詞つき

 

 ぜひ聞いてみてほしいんですが、寝てる時に大音量で流れてさらにリピートされるからもはや洗脳に近い。

 

でもこの便は高松に着いたあと、更に小豆島へ向かう便なのでここで起きないといろいろとマズくなります。中には起きられず更に神戸へ戻ってしまう人もいるとか。

 

 

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 まだまだ冬の最中だったのでとにかく寒いです。

 高松港高松駅は結構離れているので、連絡バスで移動します。

 

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ほとんどの乗客がバスに乗り継ぎます。

 

まだまだ朝5時なので周囲も暗くよく見えないですね。

 

 

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 朝早すぎて静まり返っている高松駅に着きました。


実は四国に最後に行ったのは高校2年生。だいぶ久しぶりです。

その時は四国を一周しました。今にして思えば結構壮大に動きました。

 

今回は「ことでん・JR くるりーん・きっぷ」を購入しました。

 

www.kotoden.co.jp

 

このきっぷで高松周辺のJRと琴電を利用できます。

高松と琴平を日帰り観光に便利です。 

 

ところが、

朝早すぎて、観光スポットはまだ開いてないしとにかく寒い…。

 

あと2時間ぼーっとしてるのももったいないので、

フリーきっぷを使って、高松⇔坂出を電車使って往復して寒さをしのいでました(笑)

(↑発想が鉄ヲタそのもので情けなくなってくる・・・。)

 

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 そんなことして時間を潰していたらいい具合に日の出の時間になりました。

 

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 ではでは観光しましょう!

 

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まずは栗林公園に行ってみます。JRの栗林公園北口駅から徒歩10分です。

 

栗林公園は国の特別名勝に指定された庭園です。

ちなみに訓読みで読んじゃいそうですが、「りつりん」とよみます。

 

栗林公園

 

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 やってまいりました。栗林公園です。

この時期は朝7時から開園だったので一番乗りでした。

 

 

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スタッフの方に、「若い人がよくこんな時間から来ましたね」と言われましたが、

いつもなら旅行中ですらこの時間には起きれません(笑)

 

 

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雰囲気最高ですね。早朝の時間帯は人も少なく、こうして気持ちよく朝を迎えられます。

 

 

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 ガイドの方にひとつひとつ丁寧に解説していただきました。

庭園が最初に作られてから現在の姿になるまでかなりの年月をかけたそうです。そりゃそうですね。現代なら作り上げられないかも。

一人では「きれいだなぁ」で済ましてしまいそうでしたが、それぞれ宗教だったり哲学に基づいて造成されていたようでした。これを考えた人は非常に知的だったのでしょう。高校時代に苦手ながらも倫理を勉強していてよかったなと思えた瞬間でした。

 

それに加えてそれらの意匠を理解して隅々解説できるガイドの方のレベルの高さにも驚きました。以前は世界中を飛び回って仕事をされていた方だそうで、解説以外でも話をしていて楽しかったです。

 

 

ひと通り見終わった後に、ガイドの方に教えていただいたうどん屋さんに行きました。

 

 

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r.gnavi.co.jp

 

 

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久々すぎる讃岐で食べるさぬきうどん。

 

この店ではうどんをセルフでお湯で温めてから湯切りしてだしを注ぐ方式でした。

最初、やり方が分からず店員さんに聞いてしまいました。

ほとんど地元客でスムーズにやっているのを見て焦りましたよ(笑)

 

やはり価格もお手頃でこんなに美味しいので讃岐は羨ましいですね。

 

 

引き続き移動を再開しました。

高松駅に戻って電車で琴平へ

 

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琴平への道中の車窓

標高の低い山々溜池香川県の風景って感じですね。

 

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約1時間で琴平駅に着きました。

睡眠不足と日差しの気持ちよさ相まってほとんど寝てました。

 

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琴平はレトロな感じの駅です。

東京から寝台特急に乗れば一本で来れるのでこんどはそれで行きたいな。

 

ではでは金刀比羅宮へ向かいます

 

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駅から10分ほど行くと金刀比羅宮の参道があります。この辺は観光地って感じ。

参道までは歩きやすいですが、問題はここから・・・。きつい坂道が始まります。

 

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幼い子どもたちは元気に駆け上がってますが、二十歳過ぎたくらいの私ですら足腰疲れました。それも本殿までずっとこんな階段が続きます。

 

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まあ結構上がったなということが感じさせられる写真。

 

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この後もしばらく階段が続きようやく本殿に。そういえば前に来た時もかなり疲れたんだった。

その分、見下ろす景色はたまりません。

 

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 左側に見える山は讃岐富士です。この景色を見て上まで登ってきた達成感を感じます。

 

御朱印もここで頂けます。以前ももらいましたが今回もせっかくなので頂きました。

 

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また来た道を戻り麓に戻ります。

 

ホントは琴平の温泉に日帰りで入浴したかったんですが、主に外国からの観光客が減っていたためかほとんどのところが休止状態でした。

思えばこの頃(2020年2月)から、観光地なんかは特にコロナ不況が始まっていたんですね。まだまだ「外国人観光客減ったね〜」なんて呑気なこと言ってる段階でした。それでも日本人どころか外国人の観光客は割といましたしね。

 

さて、帰りは琴電ことでん)を使ってみます。

 

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もともとは京急で使われていた車両でした。色も完全に京急。この数時間後に羽田から京急を使うことになるので不思議な気分ですね。

 

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琴電にコトコト揺られて一宮駅へ。長閑な駅ですね。

駅名から察しの通り讃岐国の一宮の神社へ向かいます。徒歩15分ほど。

 

讃岐国一宮 田村神社

 

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住宅地の中にひっそりありましたが、中はやはり格式高い。

こちらでも御朱印をいただきました。

 

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讃岐国一宮と書かれています。いいですね。

 

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近くに溜池があったので行ってみました。

溜池というともう少し小さなものを想像していましたが、間近で見るとこんなに大きいんですね。驚きました。風が強かったので結構波の音が大きかったです。

 

 

そろそろ東京に戻らないといけないので高松空港に向かいます。

この近くのバス停(空港通り一宮)から空港行きのバスに乗ります。

 

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 高松駅高松空港を結んでいます。結構こまめにバス停があるので便利です。

 

高松空港

 

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ここで航空券を購入

前に来たときは往復とも電車だったので、高松空港は初めて。

さてここで帰りの航空券を買います。

そもそも四国に来ること自体が行当りばったりな話だったので(笑)

 

でも、当日でもスカイメイトのおかげで12,000円と新幹線よりは安く帰れます。

 

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この辺の話は↑の記事に詳しく書いてます。

 

空席があるか心配でしたが、そこそこ座席数のある機材(ボーイング767)だったので問題なくチケットは取れました。

まあ最悪チケットは取れなくても新幹線かサンライズで帰ってたことでしょう(笑)

 

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では日本航空484便で帰りましょう!

短すぎる滞在でしたが大きなトラブルもなく帰路につきました。ちょうど日が沈みそうですね。日照時間は有効に活用できた気がします。

 

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離陸してしばらくして瀬戸内海の上空に差し掛かりました。

やはり夕暮れ時の瀬戸内海ほど美しいものは無いと思います。

 

飛行時間はなんとわずか40分!!

鉄道や車の移動に慣れているとこの時間感覚についていけない・・・。

 

 

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夜間の着陸間際のこの照明、結構好きです。

 

かなり後ろの方の座席でしたが、周囲にはほとんど乗客がおらずガラガラでした。

ソーシャルディスタンスは保たれていました。当時はまだ存在し得ない概念ですが。

 

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そしていつもの羽田空港に到着。

翌日からはサークル活動もあり、一瞬にして日常生活に戻りました。

 

前回の記事、「ビジネスクラスに乗ろう」の思いつきから弾丸の香川旅と、定期試験明けで疲れ切っていた体もだんだんと癒えてきました。

 

こうして「軽率」に飛行機で自由自在に移動できる日々が来るといいですね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

オンラインながら大学の授業が始まり以前のように高頻度で更新できませんが、

今後も過去の回想をメインに旅行記を上げていきたいと思います!