祝・常磐線全線復旧 「仙台行きひたち」で宮城観光
どうもあきじろうです
気がついたらもう6月。
今年は2月くらいから時が止まったような状態が続いているので、季節変化にあまり適応できていない気がします。次第に夏の訪れを感じています。
今回お届けする記事は3月のものなんですが、あれから3ヶ月も経ってしまったんですね。
かなりダラダラ過ごしていたので、家の中ででもより有効に時間を活用できたかもしれないと今さらながら思ってしまいます。この記事を書こう書こうと思っていましたが、結局1ヶ月近く立ってしまいました。反省します・・・。
本題に入りますが、3月14日のJRのダイヤ改正で常磐線の富岡駅〜浪江駅間が運転を再開しました。
ご存知のように、2011年の東日本大震災と福島第一原発の影響で福島県内の常磐線は長い間復旧できずにいました。内陸側への線路の移設や除染作業などを行い、9年ぶりに常磐線の全線再開となります。
東日本大震災以前は、常磐線の特急ひたち号が一日数本上野と仙台を通しで運行していました。こちらも全線再開と同時に運行再開しております。
電車ではなく車の経路になってますがだいたいこんな感じで、新幹線とは違って海沿いを通ってます。
一年近く仙台に行く機会がなかったので、仙台周辺の観光をかねて特急ひたち号で仙台まで行ってきました。
まずは上野駅へ
上野の代名詞とも言える、パンダと桜。
今年は上野公園の桜の花見は出来なかったのが残念です。
さて改札を通って駅の中に入ります。
新幹線ではなく常磐線で「仙台行き」が見られるのは感慨深いですね。
ではホームに行ってみましょう!
すでに電車は来ていました。常磐線の「ひたち号」です。
停まる駅が表示されていますが、双葉や浪江など東日本大震災ではよく耳にした地名が並びます。これらの駅も3月に再開したばかり。
電車は定刻通り上野を出発して仙台へ向かいます。
いつもの常磐線だったので、あいにく写真を撮り忘れる事態・・・。
列車は福島県のいわき駅に到着しました。ここから先を特急が走るのは9年ぶりです。
しばらくすると太平洋沿岸を通り景色もきれいになりますね。
このあたりからは次第に震災の爪痕の残る区間になります。
東日本大震災の時、私はまだ小学生でしたが、映像で見た衝撃は未だに忘れることはありません。
こちらは富岡駅に到着した際に撮りました。
ここから先の区間は原発事故の影響で避難区域にしていされ、長い間入ることが出来ませんでした。
2020年3月に一部は立ち入りを解除されましたが、上の写真のように現在でも駅前や一部の道路を除いて立ち入れない区域もあります。
校庭も「あの日」からそのままなのでしょうか。復興が進むことを祈るばかりです。
以前は海に程近い区間を通っていましたが、津波の影響を多大に受けたため、内陸に移設の上、高架化されています。
宮城県内はノンストップで福島県の原ノ町を過ぎると次は仙台駅になります。
というわけで仙台駅に到着しました!
仙台駅には何度も来たことがありますが、このホームにひたちがいると思うとちょっと違和感がありました。
新幹線ではたった一時間ちょっとで着いてしまう仙台ですが、今回は4時間以上かけての到着だったので、長旅感満載でした。たまにはこうしたのんびりした旅もいいです。
仙台駅に来るのはちょうど1年ぶり。一年間いろいろなことがありましたが、早かったです。
さてここで東北本線に乗り換えて塩釜へ向かいます!
ここで降りるのは初めてです。ここは陸奥国一宮 鹽竈神社の最寄り駅。
久々の一宮巡りです。徒歩で鹽竈神社へ向かいます。10分ほどでした。
この近くに同じJRの仙石線が走っていてそちらは本塩釜駅になります。
すこしアクセスが変わるのでご注意を。
読みは同じ「しおがま」ですが、塩釜ではなく鹽竈。字が難しくて自力では書けません笑。
入り口からして厳かな雰囲気の満載な神社です。
「東北鎮護 鹽竈神社」、シンプルにかっこいいと思いました。
さて、参道を進みますが・・・。
坂がとにかくきつい(笑)
地元の高校生でおそらく陸上部の生徒が練習に使ってました。それだけきつい(笑)
でも、こうして上から見ると頑張って上に上がってきた感がありますね。
森の神聖な感じも、入口の鳥居もきれいに「映え」てる気がします。
東北地方を平定した頃から歴史のある神社で、1000年以上前です。
それだけ東北地方では大きな神社の一つです。
御朱印もいただきました。
見開きで書いていただきました。かなり大きくてインパクトがあります。
初穂料は500円でした。
さて、今度は塩釜の市街地に向かいます!
境内からの港の風景がきれいでした
きつい坂道を登ってきただけありました!
訪問時はちょうど桜のきれいな時期でした。
東北地方ってもう少し時期が遅い気がしますが、今年は早かったんですかね。
毎度、昼ごはんが遅くなりがちですが(笑)、上野駅で買った駅弁以来何も食べられていなかったので遅めのランチにしました。
漁港の街なので寿司屋を探します。
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こちらの寿司屋に入りました。地元では有名なようで、仙台駅にも出店しています。
こちらのお寿司をいただきました!
お値段はもちろん結構しましたが、ここまで美味しい寿司があるのかと思ってしまいました。
職人さんが一つ一つ丁寧に握られてました。
口の中でとろけるような食感が忘れられません。
塩釜に用事があった方はぜひ行ってみてください!
満腹になったところで、次の行程を考えてみたんですが、
せっかくなので近くの離島に行ってみようかなと思いつきました。
地図で見るとこのあたりはけっこう入り組んでて浦戸諸島といういくつかの離島があります。
流石に夕方に近づいていて全てに回るわけにはいかないので、
一番近くにあった、桂島という島に行ってみることにしました。
各離島へはマリンゲート塩釜というところから発着しています。
それでは出発!
運賃は片道540円でした。
食券機で買えます。
所要時間は23分
入り組んだ湾をとおるので景色も飽きませんでした。
いよいよ到着しました!
船から降りて未踏の離島に踏み入れるときのわくわく感はたまりませんね。
桂島にやってきました。
初めて知ったよ〜って方も多いと思うので、とりあえずwikiの記事を貼っておきます。
浦戸諸島の中では最大の人口を抱える島だそうです。
海水浴場もあるため、特に夏場は仙台からの観光客で賑わうらしいです。
特に行くあてもなく、ぶらぶらと散策。
古き良き日本の漁村といった感じですね。
太平洋側は津波の被害を受け、復興が進められていました。
アスファルトの舗装もこれからでしょうか。
離島を訪れると感じるのは 時の流れが独特 だということ
いつも暮らしている世界とはまた違った世界をぶらつくのが本当に好きです。
今まで大学に入るまでは離島に行ったことはありませんでしたが、このような風景に出会えることが楽しくなって機会を見つけては行くようになりました。
今年はコロナの影響もあって行けるかどうか不透明ですね。
都市圏にいくぶんには今後は大丈夫になるように思えますが、離島はしばらく時間がかかりそうです。
「島の神様」にも挨拶しました。
島にいた猫にひたすら追いかけられました(笑)
それも15分くらい。案内してくれてたんでしょうかね。
船の時間も迫っていたので、塩釜港に戻ります。
離島なので、もしかしたら次に来る時はずっと後なのかもしれない。
でもこうして新しいところに巡り会えたのは忘れません。
塩釜港に戻ってきました。
さて、塩釜を後にして再び仙台へ
仙台、といえば牛タンなので行ってみましょう!
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学生で賑わっていて結構並びました。
仙台駅から歩道橋を通って数分です。
牛タンカレーと迷いましたが、普通の牛タンにしました。
美味しかったです。
思ってたより量も多く、満足でした。
時折牛タンって食べたくなりますよね。
さて今日のホテルへ。
いつもの東横インにしたんですが、間違って違う東横インに行ってしまう失態をしてしまいました。入り口で間違えてる予感がして引き返しました(笑)
ということで今回は西口中央の東横インでした。
いつもどおりなんですが、比較的新しく駅からも近いので良かったです。
翌日も仙台を飛び出してハードに動きましたが、次の記事にしたいとおもいます。
次回もぜひご覧ください!