近鉄特急「ひのとり」のプレミアムシートで名阪移動
お久しぶりです。あきじろうです
またまた間隔があいてしまいました。すみません。
前回の空の旅の続きを書いていこうと思います。
羽田空港から中部国際空港までの短いフライトで愛知県にやってまいりました。
社会的な制約から家に留まらざるを得なかった4,5月の半ば反動のような形で久々の外出旅になったので、正直あまり細かな行程は組んでいませんでした。
最初はそのままセントレアか名古屋駅から引き返してしまおうかとも考えましたが、そのまま東京まで帰ってしまうのは流石にもったいないので、大阪の方まで足を伸ばしてみることにしました。
名古屋から大阪までの所謂「名阪移動」もさまざまな移動パターンがあります。
鉄道に限っても、有名所だと東海道新幹線、コスパ重視で言えば近鉄特急、時間を気にしないのなら紀勢本線で紀伊半島を一回り、あとは東海道線をコトコトと普通列車で移動することも出来なくはないです。
感覚的には東京・名古屋・大阪は等しく3つが並んでいるように思えてしまいますが、実際には名古屋と大阪は結構近いです。
過去の移動歴を思い出してみたのですが、どうやら近鉄特急で大阪方面までは行ったことがなかった模様。さらに今年から新型特急の「ひのとり」がデビューしたとのことで、せっかくなので乗ってみることにしました。
【時】2020年6月
【所】名古屋→大阪
前置きが長くなりましたが、まずは中部国際空港駅から名古屋駅まで名鉄で移動します。
移動時間はおよそ40分。もちろん便利なのですが意外と時間がかかるものなんですね。
中部国際空港までの移動に関しては下の記事をご覧ください。
名古屋にやってきました。
名古屋自体はそこそこ来るんですが、緊急事態宣言の解除されたあとだったので、ものすごく久々な気分でした。今(2020年11月)から見ると、この時点ではかなり人はいなかったですしね。
せっかく名古屋に来たので、きしめん食べました。
お手頃で美味しいですよね。
さて近鉄名古屋駅へ。
近鉄名古屋駅は地下にあります。
言葉で表すのは難しいけれど、駅に入ると「名古屋感」が感じられません。駅の雰囲気が関西そのものです。駅員さんのイントネーションによる印象でしょうか?
さてきっぷを購入して中へ入ります。
名古屋から近鉄に乗るのは2月以来です。だからそんなに久々ではない(笑)
こちらが新型の特急「ひのとり」です。
ぱっと見、近鉄の特急とは思えないデザインです。
写真で見るより実物を見るほうがかっこいいですよ!
さてさて車内へ・・・
本日はプレミアムシートを利用しました。
グリーン車のようなものを想像していましたが、むしろ国内線のファーストクラスに近い感じです。
車内に入ると座席の革張りの匂いがしてきました。足も伸ばせて快適です。
前後の座席の間隔が広いので、思いっきりリクライニングを倒すことも出来ます。
このときは時期的にかなりガラガラだったので、リクライニングして思いっきりくつろぎました。
細々とYouTubeもやってるので、出発後の車窓を上げてみました。
地味に一番再生回数が多いです。
今までの特急以上にくつろげる車内です。
車内にはコーヒーマシーンがあったりデッキにもくつろげる座席スペースがあったりと、2時間で名古屋〜大阪はかなり快適に移動できそうです。
列車は三重県の津に着きます。
ひのとりは停車駅がかなり絞られてるので、津を出ると次は大阪の鶴橋まで止まりません。
津で降りる人は絶対に寝過ごせません。
一文字「つ」と書かれてますが、遠目で見ると「?」っぽく見えます。
そして列車は方向を内陸に変えて、山間部へと入ります。
飛行機で大阪へ行く時もこの上空を通りますね。すごい山だなぁと上から見ると感じる区間です。
そしてこのあたりから記憶がなくなります。
あまりの座席の快適さで睡魔に襲われました。
目が覚めると鶴橋到着の5分前。気がついたらすっかり大阪の町並みです。
そして鶴橋到着。
大阪環状線に乗り換えなかればならなかったので鶴橋で降りましたが、せっかくだから終点まで乗ればよかったです。
発車シーンです。
名古屋と大阪を移動する用事がそもそも少ないですが、また近いうちに乗りたいです。
鶴橋といえばコリアンタウンで有名ですね。
駅を降りるとすぐにこのような町並みが広がります。
名古屋からそこまで移動した感覚がありませんでしたが、大阪に来たんだなという実感が湧いてきますね。
街の空気を感じる楽しさはほんとうにたまらないものです。
さてせっかく大阪に来たわけですが、今とは違って観光するのもためらわせるような社会風潮の真っ只中だったので、用事を済ませてからは特に何もせず大阪駅近辺で時間を潰して帰りました。
日付は変わって深夜0時半。
大阪→東京の移動手段では一番好きな寝台特急サンライズ瀬戸・出雲で帰ります。
高校時代はこのサンライズ瀬戸・出雲が本当に好きで、何ヶ月かに一回はこれに乗るためにわざわざ西日本方面に用事を作っては乗ってました(笑)
当時から移動に関しては頭がおかしかったです。
さて乗りましょう。今回は瀬戸号なので、四国の高松から来ています。
ソロ個室を選びました。
シングル個室に比べると圧迫感はしますが、この秘密基地っぽい狭さも決して悪くありません。
普段なら人で賑わっている京都駅ですが、深夜帯なので通過します。
作業中の駅員さんしかいないです。不思議な雰囲気。
上りのサンライズに乗るとだいたいこの先の区間(山科から大津のあたり)で寝てしまいます。一度だけ眠れなくて関ヶ原まで起きてたことがありますが、翌日が悲惨でした。
さて東京駅に戻ってきました。4時間ほどしか寝れてないです。
つい数時間前まで深夜の大阪にいたのになと毎回不思議な感覚になります。
久々の更新になりましたが、今回は以上です。
7月以降、沖縄から北海道までいろいろと異常なペースで出かけていたため、更新が追いつきません(笑)
印象に残ったものは記事にしていきます。またよろしくお願いします。
感動した久々の空の旅
お久しぶりです。あきじろうです。
5月下旬に緊急事態宣言が解除されて早二ヶ月。
次第に「日常」が戻ってきた気がしますね。
思いつきで気軽に飛び回る生活はまだまだ先になりそうですが、
今後は少しずつ活動を再開していきたいなと思います。
動いてないと気が済まない性格ですが、4月5月は家にきちんといました。
特に4月は10日連続くらい家にこもって、最寄りのコンビニにすら行かない生活で鬱になりそうでした。
6月になって、バイトも徐々に再開して外に出る機会が増えてきましたが、
これだけ「外に出て人と交わる」という行為がありがたいことなのかが痛感させられますね。
前置きはこれくらいにして、
先日、3月下旬以来に飛行機に乗ってきました。
今までは何だかんだで月1以上は使ってましたが、およそ3ヶ月ぶりでした。
些細なフライトレビューですが、感動する景色も見られましたのでお伝えします。
まずはおなじみ羽田空港へ
うーん、人少ない・・・。
「おなじみ」のようでちょっと違和感。
6月中までは需要減退のため羽田の第1ターミナルのうち片方(北ウィング)は閉鎖されています。それでもガラガラでしたが。
経済を回すためにも、今後は今まで以上に利用して行きたい所存です。
今回は事前に航空券は購入せずスカイメイトを利用しました。
最近はスカイメイトで乗ることも増えました。
スカイメイトに関しては下の記事にいろいろ書いたのでぜひご覧ください!
↓
席が埋まらないかヒヤヒヤしながら空港で当日チケットを取るのが楽しくなりました笑
今回は自動チェックイン機を使ってみました。
6月末まではソーシャルディスタンス確保のため、中間の座席は発売しないという対応が取られています。
まぁそれでもガラガラ。
無事チケット取れました。
こんなに保安検査空いてることあったっけってくらいの空き具合。
その分、今まで以上に検査は入念だった気がします。
搭乗客もまばら。7月くらいまでこの状況がしばらく続きそうですね。
そういえば行き先を発表してなかったですね。
今回は名古屋へ行きます。
優先搭乗はわずか数名。7月現在はだいぶ客足は戻りましたが、6月の頃はまだこんな感じでした。
「新幹線使えよ!」というツッコミはさておき、初めての中部国際空港(セントレア)まで行ってまいります。
ちなみに費用は9800円ほど。安いわけでも高いわけでもなくってところですかね。
名古屋駅までの移動を考えると新幹線より高くつきます笑
では日本航空201便に搭乗します。 久々のフライト。
久々にJALのボーディングミュージックが聞けて懐かしくなりました。
乗客は15名程度。3つの密のいずれにも該当しなそうです。
コロナ対策から、おーいお茶のパックの配布に変更になりました。
子供向けにりんごジュースもあるみたいですね(個人的にはりんごジュースにしたかった笑)。
(*7月からは紙コップでりんごジュースの提供が再開されたそうです)
そして離陸から十数分後・・・。
富士山を見るのかなり久しぶりな気がします。
ここまできれいに見れたのは初めてかも。
搭乗率はまばらでしたが、他の乗客も窓側に移動して景色を眺めていました。
そうこうしているうちにもう着陸態勢。わずか40分しかかからないので一瞬です。
飛行時間そのものより、前後にかかる時間のほうが絶対長い笑
そして、着陸
あっという間に中部国際空港(セントレア)に着いてしまいました。
国際線の発着が無くなってしまったため、国際線の出発エリアは廃墟のような状態に・・・。
早く以前のような活気が戻って欲しいですが、今年は厳しいでしょうかね。
というわけで、3月以来の久々なフライトでした。
7月以来、いろいろあって再び飛行機に乗る機会が増えてしまいましたが、
やはり新幹線や飛行機は非日常感が味わえていいですね。
このような社会情勢が落ち着いてまた今までのように戻れるのを祈るばかりです。
*更新をしばらくすっぽかしていて申し訳ありません。7月いっぱいは多忙ですが、まだまだ記事にしたい旅のストックがあるので更新していきます。
次回はご報告になると思います。
祝・常磐線全線復旧 「仙台行きひたち」で宮城観光
どうもあきじろうです
気がついたらもう6月。
今年は2月くらいから時が止まったような状態が続いているので、季節変化にあまり適応できていない気がします。次第に夏の訪れを感じています。
今回お届けする記事は3月のものなんですが、あれから3ヶ月も経ってしまったんですね。
かなりダラダラ過ごしていたので、家の中ででもより有効に時間を活用できたかもしれないと今さらながら思ってしまいます。この記事を書こう書こうと思っていましたが、結局1ヶ月近く立ってしまいました。反省します・・・。
本題に入りますが、3月14日のJRのダイヤ改正で常磐線の富岡駅〜浪江駅間が運転を再開しました。
ご存知のように、2011年の東日本大震災と福島第一原発の影響で福島県内の常磐線は長い間復旧できずにいました。内陸側への線路の移設や除染作業などを行い、9年ぶりに常磐線の全線再開となります。
東日本大震災以前は、常磐線の特急ひたち号が一日数本上野と仙台を通しで運行していました。こちらも全線再開と同時に運行再開しております。
電車ではなく車の経路になってますがだいたいこんな感じで、新幹線とは違って海沿いを通ってます。
一年近く仙台に行く機会がなかったので、仙台周辺の観光をかねて特急ひたち号で仙台まで行ってきました。
まずは上野駅へ
上野の代名詞とも言える、パンダと桜。
今年は上野公園の桜の花見は出来なかったのが残念です。
さて改札を通って駅の中に入ります。
新幹線ではなく常磐線で「仙台行き」が見られるのは感慨深いですね。
ではホームに行ってみましょう!
すでに電車は来ていました。常磐線の「ひたち号」です。
停まる駅が表示されていますが、双葉や浪江など東日本大震災ではよく耳にした地名が並びます。これらの駅も3月に再開したばかり。
電車は定刻通り上野を出発して仙台へ向かいます。
いつもの常磐線だったので、あいにく写真を撮り忘れる事態・・・。
列車は福島県のいわき駅に到着しました。ここから先を特急が走るのは9年ぶりです。
しばらくすると太平洋沿岸を通り景色もきれいになりますね。
このあたりからは次第に震災の爪痕の残る区間になります。
東日本大震災の時、私はまだ小学生でしたが、映像で見た衝撃は未だに忘れることはありません。
こちらは富岡駅に到着した際に撮りました。
ここから先の区間は原発事故の影響で避難区域にしていされ、長い間入ることが出来ませんでした。
2020年3月に一部は立ち入りを解除されましたが、上の写真のように現在でも駅前や一部の道路を除いて立ち入れない区域もあります。
校庭も「あの日」からそのままなのでしょうか。復興が進むことを祈るばかりです。
以前は海に程近い区間を通っていましたが、津波の影響を多大に受けたため、内陸に移設の上、高架化されています。
宮城県内はノンストップで福島県の原ノ町を過ぎると次は仙台駅になります。
というわけで仙台駅に到着しました!
仙台駅には何度も来たことがありますが、このホームにひたちがいると思うとちょっと違和感がありました。
新幹線ではたった一時間ちょっとで着いてしまう仙台ですが、今回は4時間以上かけての到着だったので、長旅感満載でした。たまにはこうしたのんびりした旅もいいです。
仙台駅に来るのはちょうど1年ぶり。一年間いろいろなことがありましたが、早かったです。
さてここで東北本線に乗り換えて塩釜へ向かいます!
ここで降りるのは初めてです。ここは陸奥国一宮 鹽竈神社の最寄り駅。
久々の一宮巡りです。徒歩で鹽竈神社へ向かいます。10分ほどでした。
この近くに同じJRの仙石線が走っていてそちらは本塩釜駅になります。
すこしアクセスが変わるのでご注意を。
読みは同じ「しおがま」ですが、塩釜ではなく鹽竈。字が難しくて自力では書けません笑。
入り口からして厳かな雰囲気の満載な神社です。
「東北鎮護 鹽竈神社」、シンプルにかっこいいと思いました。
さて、参道を進みますが・・・。
坂がとにかくきつい(笑)
地元の高校生でおそらく陸上部の生徒が練習に使ってました。それだけきつい(笑)
でも、こうして上から見ると頑張って上に上がってきた感がありますね。
森の神聖な感じも、入口の鳥居もきれいに「映え」てる気がします。
東北地方を平定した頃から歴史のある神社で、1000年以上前です。
それだけ東北地方では大きな神社の一つです。
御朱印もいただきました。
見開きで書いていただきました。かなり大きくてインパクトがあります。
初穂料は500円でした。
さて、今度は塩釜の市街地に向かいます!
境内からの港の風景がきれいでした
きつい坂道を登ってきただけありました!
訪問時はちょうど桜のきれいな時期でした。
東北地方ってもう少し時期が遅い気がしますが、今年は早かったんですかね。
毎度、昼ごはんが遅くなりがちですが(笑)、上野駅で買った駅弁以来何も食べられていなかったので遅めのランチにしました。
漁港の街なので寿司屋を探します。
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こちらの寿司屋に入りました。地元では有名なようで、仙台駅にも出店しています。
こちらのお寿司をいただきました!
お値段はもちろん結構しましたが、ここまで美味しい寿司があるのかと思ってしまいました。
職人さんが一つ一つ丁寧に握られてました。
口の中でとろけるような食感が忘れられません。
塩釜に用事があった方はぜひ行ってみてください!
満腹になったところで、次の行程を考えてみたんですが、
せっかくなので近くの離島に行ってみようかなと思いつきました。
地図で見るとこのあたりはけっこう入り組んでて浦戸諸島といういくつかの離島があります。
流石に夕方に近づいていて全てに回るわけにはいかないので、
一番近くにあった、桂島という島に行ってみることにしました。
各離島へはマリンゲート塩釜というところから発着しています。
それでは出発!
運賃は片道540円でした。
食券機で買えます。
所要時間は23分
入り組んだ湾をとおるので景色も飽きませんでした。
いよいよ到着しました!
船から降りて未踏の離島に踏み入れるときのわくわく感はたまりませんね。
桂島にやってきました。
初めて知ったよ〜って方も多いと思うので、とりあえずwikiの記事を貼っておきます。
浦戸諸島の中では最大の人口を抱える島だそうです。
海水浴場もあるため、特に夏場は仙台からの観光客で賑わうらしいです。
特に行くあてもなく、ぶらぶらと散策。
古き良き日本の漁村といった感じですね。
太平洋側は津波の被害を受け、復興が進められていました。
アスファルトの舗装もこれからでしょうか。
離島を訪れると感じるのは 時の流れが独特 だということ
いつも暮らしている世界とはまた違った世界をぶらつくのが本当に好きです。
今まで大学に入るまでは離島に行ったことはありませんでしたが、このような風景に出会えることが楽しくなって機会を見つけては行くようになりました。
今年はコロナの影響もあって行けるかどうか不透明ですね。
都市圏にいくぶんには今後は大丈夫になるように思えますが、離島はしばらく時間がかかりそうです。
「島の神様」にも挨拶しました。
島にいた猫にひたすら追いかけられました(笑)
それも15分くらい。案内してくれてたんでしょうかね。
船の時間も迫っていたので、塩釜港に戻ります。
離島なので、もしかしたら次に来る時はずっと後なのかもしれない。
でもこうして新しいところに巡り会えたのは忘れません。
塩釜港に戻ってきました。
さて、塩釜を後にして再び仙台へ
仙台、といえば牛タンなので行ってみましょう!
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学生で賑わっていて結構並びました。
仙台駅から歩道橋を通って数分です。
牛タンカレーと迷いましたが、普通の牛タンにしました。
美味しかったです。
思ってたより量も多く、満足でした。
時折牛タンって食べたくなりますよね。
さて今日のホテルへ。
いつもの東横インにしたんですが、間違って違う東横インに行ってしまう失態をしてしまいました。入り口で間違えてる予感がして引き返しました(笑)
ということで今回は西口中央の東横インでした。
いつもどおりなんですが、比較的新しく駅からも近いので良かったです。
翌日も仙台を飛び出してハードに動きましたが、次の記事にしたいとおもいます。
次回もぜひご覧ください!
神戸からフェリーで高松・琴平へ🚢
オンラインながら大学の授業が始まってしまい更新ペースが落ちてしまいました。
引き続きしばらくは遠出が出来そうにないので、引き続き以前までの旅行記を載せていきます。お楽しみに〜。
前回の記事はかなり昔のものを取り上げましたが、今回は香川県へ足を伸ばした2月初旬の記事です。
相変わらず時系列がめちゃくちゃな「あきじろうの周遊記」ですが、
ビジネスクラスで大阪へ飛んだときの続編になります。
さすがに大阪から何もしないで東京に帰るのももったいないんで四国へ足を伸ばしました。
前回の記事の終盤の写真です。あっという間に伊丹空港に着いてしまいました。
ノープランだったのですが、フェリーに乗りたい気分でした。
翌々日は大学のサークルがあり東京に戻らないとダメで、九州方面は厳しそう・・・。
四国なら翌日に飛行機に乗ればスケジュール的にば支障ないと思い、四国行きを決めました。
まずは伊丹空港からバスで神戸・三宮へ。
伊丹空港のアクセスの便利さは本当に羨ましいですよね。大阪市内までのバス運賃も安いし。
神戸までも渋滞も特に無く一瞬で到着しました。
三ノ宮駅に到着です。おしゃれな神戸のイメージを表すような駅の造りですね。
神戸港までは送迎バスもありますが、出発まで時間があるので徒歩で移動してみました。
夜の神戸散策
ルート的にはだいぶ遠回り(笑)
ポートタワーは昨年(2019年)に一度行ったので今回はパスです。
南京町は時間も遅く、静まり返ってました。
ファミマも全家と看板に書かれているのが中華らしくいいですね。
以前、南京町に行ったときは角煮まんを食べました。
そんなことを思い出してると、どこも店は閉まっているのにお腹だけは空いてきます(笑)
港へ歩いているとおしゃれな建物がありました。こちらは神戸税関だそうです。
神戸のこのあたりはどこを歩いていてもオシャレで街歩きしてて飽きません。
そんな神戸税関からはポートタワーのライトアップがよく見ました。月もきれいでした。
このあたりまで来れば、フェリーターミナルまであと少し。
こちらが今回利用したジャンボフェリーのターミナルです。
九州方面のターミナルはもう少し先にあった気がします。
以前、対馬に行くときに使った博多港もそうでしたが、トラックが行き交う中をフェリーターミナルへ向かう旅の高揚感はなかなかです。
比較的新しいターミナルだったので快適でした。出発まで2時間ほどあり結構退屈でした(笑)
ベンチで仮眠を取ってる人もチラホラといましたね。
今回のチケットなんですが、U25割があったので活用しました。
神戸から2300円で高松まで行けるので結構お得感はあります。
更に、キャッシュレス還元がありここから更に5%還元でした。ありがたいです。
いよいよ船内へ入ります。待ち時間がとにかく退屈だった(笑)一人旅の欠点。
ジャンボフェリー 神戸→高松
こんな感じで雑魚寝です。
普通の座席もありましたが夜行便だったので寝ている人のほうが多かったです。
ピーク期は場所の取り合いもあるそうですが、2月のなにもない平日だったので平和でした。
コンセントは壁側に少しだけありました。混んでるとコンセント確保できないかもしれません。
いよいよ出発準備が整い、神戸を離れます。
この航路はひたすら瀬戸内海なので揺れもほとんど無いですね。
船内はお土産屋さんや、高松へ行く便なだけありうどん屋さんもあります。
午前1時出発の便ではあるもののちゃんと営業しています。
そういえば、伊丹空港で551の豚まんを食べてから何も食べてなかったので、うどんを注文しました。
外の夜景を見ながら一人さびしく食べました。これからうどん県に行くんだなという高揚感が湧いてきますね。
神戸を出発するのは午前1時。高松に着くのが午前5時。
わずか4時間の間にうどんを食べて、外眺めて、睡眠して、と大忙しでした。
うどんを食べて客室に戻り、割とすぐ眠りに入りました。
そして午前5時
大音量の歌が流れ起こされます。
ジャンボフェリーの歌というオリジナルソングで、内容はなぜかラブソング(笑)
ぜひ聞いてみてほしいんですが、寝てる時に大音量で流れてさらにリピートされるからもはや洗脳に近い。
でもこの便は高松に着いたあと、更に小豆島へ向かう便なのでここで起きないといろいろとマズくなります。中には起きられず更に神戸へ戻ってしまう人もいるとか。
まだまだ冬の最中だったのでとにかく寒いです。
ほとんどの乗客がバスに乗り継ぎます。
まだまだ朝5時なので周囲も暗くよく見えないですね。
朝早すぎて静まり返っている高松駅に着きました。
実は四国に最後に行ったのは高校2年生。だいぶ久しぶりです。
その時は四国を一周しました。今にして思えば結構壮大に動きました。
今回は「ことでん・JR くるりーん・きっぷ」を購入しました。
このきっぷで高松周辺のJRと琴電を利用できます。
高松と琴平を日帰り観光に便利です。
ところが、
朝早すぎて、観光スポットはまだ開いてないしとにかく寒い…。
あと2時間ぼーっとしてるのももったいないので、
フリーきっぷを使って、高松⇔坂出を電車使って往復して寒さをしのいでました(笑)
(↑発想が鉄ヲタそのもので情けなくなってくる・・・。)
そんなことして時間を潰していたらいい具合に日の出の時間になりました。
ではでは観光しましょう!
まずは栗林公園に行ってみます。JRの栗林公園北口駅から徒歩10分です。
ちなみに訓読みで読んじゃいそうですが、「りつりん」とよみます。
やってまいりました。栗林公園です。
この時期は朝7時から開園だったので一番乗りでした。
スタッフの方に、「若い人がよくこんな時間から来ましたね」と言われましたが、
いつもなら旅行中ですらこの時間には起きれません(笑)
雰囲気最高ですね。早朝の時間帯は人も少なく、こうして気持ちよく朝を迎えられます。
ガイドの方にひとつひとつ丁寧に解説していただきました。
庭園が最初に作られてから現在の姿になるまでかなりの年月をかけたそうです。そりゃそうですね。現代なら作り上げられないかも。
一人では「きれいだなぁ」で済ましてしまいそうでしたが、それぞれ宗教だったり哲学に基づいて造成されていたようでした。これを考えた人は非常に知的だったのでしょう。高校時代に苦手ながらも倫理を勉強していてよかったなと思えた瞬間でした。
それに加えてそれらの意匠を理解して隅々解説できるガイドの方のレベルの高さにも驚きました。以前は世界中を飛び回って仕事をされていた方だそうで、解説以外でも話をしていて楽しかったです。
ひと通り見終わった後に、ガイドの方に教えていただいたうどん屋さんに行きました。
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久々すぎる讃岐で食べるさぬきうどん。
この店ではうどんをセルフでお湯で温めてから湯切りしてだしを注ぐ方式でした。
最初、やり方が分からず店員さんに聞いてしまいました。
ほとんど地元客でスムーズにやっているのを見て焦りましたよ(笑)
やはり価格もお手頃でこんなに美味しいので讃岐は羨ましいですね。
引き続き移動を再開しました。
高松駅に戻って電車で琴平へ
標高の低い山々と溜池が香川県の風景って感じですね。
約1時間で琴平駅に着きました。
睡眠不足と日差しの気持ちよさ相まってほとんど寝てました。
琴平はレトロな感じの駅です。
東京から寝台特急に乗れば一本で来れるのでこんどはそれで行きたいな。
ではでは金刀比羅宮へ向かいます
駅から10分ほど行くと金刀比羅宮の参道があります。この辺は観光地って感じ。
参道までは歩きやすいですが、問題はここから・・・。きつい坂道が始まります。
幼い子どもたちは元気に駆け上がってますが、二十歳過ぎたくらいの私ですら足腰疲れました。それも本殿までずっとこんな階段が続きます。
まあ結構上がったなということが感じさせられる写真。
この後もしばらく階段が続きようやく本殿に。そういえば前に来た時もかなり疲れたんだった。
その分、見下ろす景色はたまりません。
左側に見える山は讃岐富士です。この景色を見て上まで登ってきた達成感を感じます。
御朱印もここで頂けます。以前ももらいましたが今回もせっかくなので頂きました。
また来た道を戻り麓に戻ります。
ホントは琴平の温泉に日帰りで入浴したかったんですが、主に外国からの観光客が減っていたためかほとんどのところが休止状態でした。
思えばこの頃(2020年2月)から、観光地なんかは特にコロナ不況が始まっていたんですね。まだまだ「外国人観光客減ったね〜」なんて呑気なこと言ってる段階でした。それでも日本人どころか外国人の観光客は割といましたしね。
もともとは京急で使われていた車両でした。色も完全に京急。この数時間後に羽田から京急を使うことになるので不思議な気分ですね。
駅名から察しの通り讃岐国の一宮の神社へ向かいます。徒歩15分ほど。
住宅地の中にひっそりありましたが、中はやはり格式高い。
こちらでも御朱印をいただきました。
讃岐国一宮と書かれています。いいですね。
近くに溜池があったので行ってみました。
溜池というともう少し小さなものを想像していましたが、間近で見るとこんなに大きいんですね。驚きました。風が強かったので結構波の音が大きかったです。
そろそろ東京に戻らないといけないので高松空港に向かいます。
この近くのバス停(空港通り一宮)から空港行きのバスに乗ります。
高松駅と高松空港を結んでいます。結構こまめにバス停があるので便利です。
前に来たときは往復とも電車だったので、高松空港は初めて。
さてここで帰りの航空券を買います。
そもそも四国に来ること自体が行当りばったりな話だったので(笑)
でも、当日でもスカイメイトのおかげで12,000円と新幹線よりは安く帰れます。
この辺の話は↑の記事に詳しく書いてます。
空席があるか心配でしたが、そこそこ座席数のある機材(ボーイング767)だったので問題なくチケットは取れました。
まあ最悪チケットは取れなくても新幹線かサンライズで帰ってたことでしょう(笑)
では日本航空484便で帰りましょう!
短すぎる滞在でしたが大きなトラブルもなく帰路につきました。ちょうど日が沈みそうですね。日照時間は有効に活用できた気がします。
離陸してしばらくして瀬戸内海の上空に差し掛かりました。
やはり夕暮れ時の瀬戸内海ほど美しいものは無いと思います。
飛行時間はなんとわずか40分!!
鉄道や車の移動に慣れているとこの時間感覚についていけない・・・。
夜間の着陸間際のこの照明、結構好きです。
かなり後ろの方の座席でしたが、周囲にはほとんど乗客がおらずガラガラでした。
ソーシャルディスタンスは保たれていました。当時はまだ存在し得ない概念ですが。
そしていつもの羽田空港に到着。
翌日からはサークル活動もあり、一瞬にして日常生活に戻りました。
前回の記事、「ビジネスクラスに乗ろう」の思いつきから弾丸の香川旅と、定期試験明けで疲れ切っていた体もだんだんと癒えてきました。
こうして「軽率」に飛行機で自由自在に移動できる日々が来るといいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
オンラインながら大学の授業が始まり以前のように高頻度で更新できませんが、
今後も過去の回想をメインに旅行記を上げていきたいと思います!
憧れの「トワイライトエクスプレス」で札幌→大阪
今回はだいぶ昔にさかのぼっておよそ5年前の思い出を書きます。
かつて大阪と札幌を日本海沿岸を通ってほぼ丸一日かけて結ぶ寝台列車がありました。
その名も「トワイライトエクスプレス」
ただ目的地へ移動するのではなく、豪華な車内では食事を楽しんだりサロンで歓談したりと今では中々味わえない楽しさがありました。
私は小さな頃からそんなトワイライトエクスプレスにずっと乗ってみたいと思ってお金まで貯めていたほどでした。ところが老朽化などの理由で2015年の3月をもって運行終了となると発表されました。
「どうしても乗りたい」
そんな思いが強くなり、廃止間際の2015年の1月下旬に憧れだったトワイライトエクスプレスに乗車する夢が叶いました。
鉄道に興味がない方でも楽しめる内容なので是非ご覧になって下さい!
前後の旅行記も含めてるので、目次から見たいところに飛んでいただいても構いません。
目次
今回乗車するのは札幌発大阪行きの上り列車。
まずは札幌へ行きます!
1日目 札幌へ
最初はさすがに電車ではなく飛行機。羽田空港へ向かいます。
ANA55便で札幌 新千歳空港へ飛び立ちます!
東京とは打って変わって大雪の北の大地に着きました。飛行機乗ってしまうとあっという間ですが、機外に出た瞬間に冷え込んだ空気が体に染み渡り、北海道に来たなと感じさせられます。
新千歳空港駅を出発すると、雪の世界に入ります。東京とは別世界です。
幼い頃は札幌と新千歳の間はよく乗っていたので、なんとなくこの景色も覚えてしまっているほどでした。
すごく懐かしく感じられます。
新千歳から40分ほどで札幌駅です。
あとで札幌の人に聞いたら、これでも中央区は雪が少ないらしい。
それに加えてロードヒーティングのおかけでそんなに歩くのも困らなかったです。
まずお昼ごはんです。ラーメン食べに味の時計台に行きました。
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やっぱり札幌のラーメン好きです。
もう何回も行ったところだけど、せっかく札幌来てるので近くを散策しました。
一度泊まってみたいなと思っていたので、非常にワクワクでした。
JRタワーなので、ものすごく立地もいいですね。
部屋も非常に広々でした。
こうして札幌の市街地を見渡せる部屋でした。優雅な気分です。
あまり写真は撮れていないのですが、ホテルの方のおもてなしから食事まで本当に格別なサービスでした。
温泉もありました。一人でしたが本当にのんびりくつろげました。
朝食は35階から景色を眺めながらビュッフェでした。
なんで写真を撮らなかったんだろうと今更になって後悔(笑)
札幌の日航ホテルはこれ以来泊まれてませんが、機会があればまた泊まってみたいです。
こうしてポスト・コロナの旅行候補が次々に溜まってきています(笑)
ではでは2日目に移ります。いよいよ本番です。
2日目 いよいよトワイライトエクスプレスに乗車
気持ちよく朝を迎えられました。
ついに来ました。トワイライトエクスプレスに乗車します!
大阪に向けた長い長い乗車券で中に入ります。
千歳、苫小牧、室蘭といかにも北海道という行き先の中に大阪が混ざっているのが味があっていい。
札幌駅にトワイライトエクスプレスがやってきました。
堂々とした雰囲気です。
ホームからうっすら見える車内の明かりが本当に豪華に見えます。興奮が止まりません。
いよいよ札幌から大阪までおよそ1500キロ、23時間の旅の幕開けです!
YouTubeのほうに札幌駅を発車したときの動画をアップしました。
トワイライトでは始発駅と終着駅の2回で「いい日旅立ち」のオリジナルバージョンの曲が流れます。札幌の風景とともにお楽しみいただけたら。私はしばらくこの曲が頭から離れられなくなるほど気に入ってしまいました。
今回利用したのはBコンパートメント。開放式のB寝台です。
2段式のベッドになってます。一番予約のしやすさも値段的にも取りやすかったです。
今回の滞在の多くはサロンカー「サロンデュノール」で過ごしました。
他の乗客と歓談したり、大きな窓から見られる車窓を眺めたりしてのんびりと過ごしました。
北海道の大自然がしばらく続きます。
すっかり日が暮れてしまいましたが、函館の一歩手前、五稜郭駅に停車中の写真です。
ここから本州と北海道を結ぶ青函トンネルに向け、機関車を交換します。
今では機関車の交換なんてのもあまり見られないことですかね。
暗くて上手く写真は撮れてませんが、青函トンネルを通ってるところです。
青函トンネルって53.85kmもあるので、結構退屈だったりします笑
そういえば、新幹線ができてから一度も青函トンネル通れてないので、そろそろ行きたいな。
列車は青森駅に着きました。
函館よりも青森のほうが雪が多いなんて言われますが、まさにそうですね。
トワイライトエクスプレスは運休になることも多かったのですが、北海道の雪よりも東北地方の雪が原因だったことが多い気がします。
そして、ここ青森駅で車掌さんが交代しました。
札幌から青森まではJR北海道函館運輸所の車掌さん、青森から大阪まではJR西日本大阪車掌区の車掌さんが担当になります。
青森までの車掌さんは北海道らしい優しい感じの方、青森からの車掌さんはいかにも大阪らしい、サービス精神旺盛な方でした。こういうのも日本を旅してるんだなと感じた一面でした。
青森からの車掌さんによりこのような絵馬が掲げられました。
車掌さん自ら自作でいろいろなグッズを用意しているらしく、この列車にかける思いの強さを感じます。
それにしても青森は吹雪いていて、見ているだけで寒そうでした。
40分ほど青森駅に停車した後、日本海側、奥羽本線を南下します。
サロンカーだけではなくこうした小さなスペースもありました。
列車はそろそろ秋田県に入った頃でしょうか。
もう真夜中ですが、雪に包まれた世界をどんどん駆け抜けます。
ぼーっと外を眺めてましたが、流石に疲れてきて寝ました笑
時間は午前2時頃でしょうか。結構頑張りました。
3日目 終着大阪へ向け駆け抜ける・食堂車レビュー
明朝6時頃、「ハイケンスのセレナーデ」のチャイムで目が覚めました。
外は少し明るくなっていました。まだ雪の中です。
列車は新潟県の直江津駅につくところでした。だいぶ走ってますね。
この先でいよいよ西日本に入ります。つい昨日まで北海道までいたとは思えませんね。
前日から予約していたお待ちかねの食堂車で朝食です
古いヨーロッパかどこかにタイムスリップしてしまったかのような空間です。
本当に優雅。
今では新幹線で弁当を食べることにすら文句を言われる時代ですが、
こうして列車に揺られながら朝ごはんなんてのはいい経験でした。
どれもまるで高級なレストランにいるかのように美味しかったです。
新潟県の糸魚川辺りでしょうかね。そろそろ富山県に入っていきます。
日が昇ってきました。富山の立山連峰ですね。ここらへんの車窓も好きです。
大阪へ時間通りどんどん向かっていましたが、途中ではトワイライトの車掌さんによるクイズ大会がありました。
トワイライトエクスプレスに関してのクイズが出題されました。
参加者にはトワイライトオリジナルグッズが配られました。
これらは所属する車掌区の方々によって作られたそうです。非常にクオリティが高いですね。今でも大切に保管しています。
クイズ大会以外の時も、駅に停車する前後以外は車掌さんがサロンにいらして、乗客にさまざまなお話をされていました。さすがベテラン車掌なだけあり、車窓や過去の思い出話などを解説していました。
実はこの半年後に別の寝台特急(サンライズ瀬戸)に乗車した際、トワイライトエクスプレスのときの車掌さんが担当されていて、奇遇にも再びお会いすることが出来ました。
なんと、そのときも乗車記念カードをいただけました。普通の電車でとはまた違った良さを感じました。また乗りたいなって感じさせてくれますよね。
企画など楽しんでいたらあっという間に京都駅。ここからはもうおなじみの風景です。
残すところあと40分ほどの列車旅ですね。
京都を出ると、札幌に向けて反対方向に向かうトワイライトエクスプレスとすれ違います。
いいな、もう一回のって札幌に行きたいと思ってしまいます(笑)
そしていよいよ終点・・・。
天井の開放的な大阪駅に着きました。
もちろん、定刻・安全運行に感謝ですが、もう少し長く乗ってたかったなという感想です。
大阪駅の駅名板とともに。昨日、札幌で同じような写真を撮ったのが信じられないですね。
ほんとうにあっという間な23時間、1500キロの旅でした。
この趣味を続けてそれなりですが、これほど良かった鉄道旅もなかなかありません。
縮小傾向にあった夜行列車ですが、今年から新たにWEST EXPRESS銀河という夜行列車がデビューすることとなりました。
トワイライトのような少し頑張れば手が出せる金額で乗れるそうなので、乗ってみたいですね。
3日目 最後に大阪観光
帰りの予定まで時間があったので、天王寺まで移動してあべのハルカスに行ってみました。
万が一、トワイライトが遅れたときのために大阪では余裕を持って行程を組んでいたのでゆっくりまわれました。
当時はまだ出来たばかりですごくきれいでした。
それでは展望台へ行ってみましょう!
高さ300メートルあり、日本で一番高い高層ビルです。エレベーターもめちゃくちゃスピード速くびっくりしました。
周囲に同等の高さの建物がないので、まるで飛行機から見下ろしているような感じです。
平野を一望できました。360度ここまで広く見渡せるのもいいですね。
いわゆる展望デッキだけでなく、こうして庭園的な空間もあってよかったです。
外の景色とこうしたデッキのギャップが良かったです。極めて2020年的な表現を用いるならば、zoomか何かの背景画像使ってるみたいな感じ(笑)
もう5年も経ってしまいましたが、今もこんな感じなんですかね。
楽しい旅ですが、そろそろ終盤。もう東京に帰る時間になってしまいました。
東海道新幹線 のぞみ号 新大阪→東京
帰りは普通に新幹線です。ちょうど19時頃ののぞみだったので、出張帰りのサラリーマンで大混雑でした。車内に仕事疲れの重い空気が流れてました。お疲れ様です。
いつものスジャータのアイスを食べてのんびりしていたらあっという間に、気がついたら新横浜。もう終点まであと僅かでした。
そして東京に到着。これで長かった旅もおしまいです。
札幌から大阪まで古き良き列車でゆっくり移動するのも、こうして最新の新幹線で瞬時に移動してしまうのも、どちらも違った良さを感じます。
旅の道中、北海道から大阪、さらに東京までさまざまな地域を通る中で、狭いと言われる日本国内もこんなに景色や文化が違って、それぞれの良さを感じました。
今、こうして国内旅行が私にとっての生き甲斐みたいになっているのも、このときの旅行で感じた「面白さ」が原点になっているような気がします。
今回の記事はこれで以上になります。
すこし古い内容でしたが、前後の観光などは今と大きくは変わらなそうなので、是非行ってみてください!
1年前の今日 平成最後の日のお出かけ
こんにちは、あきじろうです
非日常的な日々が続いてしまって、一体今日が何曜日なのかも分からなくなってしまいますよね。
どうやら今日はゴールデンウィークの真っ只中だそうで、明日からは5月になるらしい。
2020年の4月(下手したら5月も)は人生の中で一番何もしなかったかもしれない。こういう時期こそ、何か家ででも活動できる人って尊敬できるし、そういう人になりたいなって感じます。
思い返してみれば、ちょうど一年前は個人的にも社会的にも今とはまるで違っていたように思います。
個人的なことで言えば、何より大学に入ったこと。
15歳のころくらいから、理想像の自分と現実の環境におかれた自分とのギャップにものすごく苦しみました。「どうして自分だけこんなことに…」と、他者のことが羨ましく感じられ、また自分自身の方向性がわからなくなり、結果的にもっと人よりも道を踏み外してしまいました。
まあ今となっては、その頃始めた「日本国内をぶらつく一人旅」というかけがえのない趣味を手に入れることができたので、結果的には良かったかなとは思えるようにはなりました。
そして去年、まあいろいろ思うことはあったけど今の大学に入学し、今までとはまるで違う明るく開放的な世界に戻ることができました。例えるなら、長い孤独な旅から故郷に戻ってきたイメージでしょうか(笑)ちょうど一年前、あの刺激的な日々は忘れられないですね。
社会的には、タイトルの通りなんですが改元がありました。平成生まれの私にとっては平成以外の年号というのはまるで想像できませんでした。新たな時代はもっと良くなればなという雰囲気だった気がします。
そんな1年前のこの日は何してたっけ?と考えていたんですが、写真を見返していると「平成最後の神社巡り」をしていたらしい。当たり前ですが、御朱印の日付に平成と書かれるのもこの日で最後でした。
ということで、以前から行ってみたかった三嶋大社(静岡県三島市)に行ってきました!!
まずは品川駅へ
新幹線でも良かったのですが、のんびり行くのもアリかなと思い、今回は普通の特急で行きました。
特急踊り子号で三島まで向かいます
踊り子といえば伊東や下田のイメージがありますが、実は三島や修善寺など伊豆半島の東側に向かう列車もあります。
この日で平成が終わるとは思えない車内ですね。
ゴールデンウィークに差し掛かってたこともあり満席でした。熱海より先も割と乗っていた気がします。
たった一年前のことなのになぁと感じてしまいますね…。
小田原を過ぎると海がきれいに見える区間を通りますが、残念ながら天気が悪かったですね。
何回も通ってますが、私が使うときは毎回こんな感じもします
だいぶ初期の記事ですが富士宮に行った時もそうだった(笑)
品川駅から2時間ほどで三島駅に着きました
古臭い電車で乗り心地はやはりあまり良くないですが、乗ってしまえばあっという間でした。
東京と天気は変わらず、三島も天気悪かったです。むしろ三島のほうが天気悪かったかも。
途中の小道は花が咲いていたりしてウォーキングしているだけでも楽しかったです。
ちなみにとなりの沼津に行くと駿河になります。
参道は桜のトンネルになっています。もう少し早く来ればきれいに見れたかもしれませんね。
境内の緑が生き生きと生い茂っていました。
御本殿は重要文化財に指定されています。伊豆国は京都から見るとかなり遠いですが、かなり古くから伝統のある神社です。
こちらの金木犀は天然記念物に指定されています。実際に見ると、写真で見るより大きく見えました。
私と同じで平成最後の御朱印狙いなのか、ものすごく行列が出来ていました。神社の方も受け入れの体制をかなり増強していたように思えます。
そういえば東京の神社(例えば明治神宮)なんかは恐ろしいほど並んでいたらしいです。
5分ほど並んで御朱印をいただきました。
つづいて三島駅に戻り電車で沼津へ向かいます。隣駅です。
再び徒歩で沼津のパワースポットと呼ばれる神社へ向かいます。
沼津の山王さんとも言われている沼津日枝神社です。
こちらも平安時代からのかなり歴史のある神社です。
こちらでも御朱印をいただきました。
だいぶ時間は遅いでしたがお腹が空いてきたので、海鮮ものを食べました。
沼津港に行くのがいいのでしょうが、天気がだんだん悪化していたので駅前でお店を探しました。
r.gnavi.co.jp
結構並んで待ちました。沼津港で獲れたものだそうで、非常に美味しかったです。
並んだ甲斐ありました。
翌日には用事があり今回は早めに帰りたかったので、新幹線でそそくさ帰ります。
三島駅に一旦戻ります。
ゴールデンウィークでかなり混んでいましたが、真ん中の席で空席が取れたのでひかりで帰ります
三島を過ぎると次は新横浜というかなり早い列車です。
行きの踊り子は2200円くらいだったかな…?
200円しか違わないなら新幹線のほうがいいですね(笑)
ウトウトしていたらすぐ着いてしまいました。新幹線早いですね。
生まれてからずっと慣れ親しんだ平成ですが、こうして最後の日も楽しく過ごせました!いい思い出です。
今回は以上になります〜
ノスタルジックな瀬戸内の街へ 〜尾道→倉敷旅②〜
前回は1日目の尾道の様子をお届けしました。
今回は2日目の福山と倉敷の様子をお届けしたいと思います!
ホテルから徒歩で福山城へ向かいます〜
2日目も天気良くてよかった〜
前の記事に書いたとおり、福山市街と福山城の間にJRの福山駅があるので、福山城は駅を通ってすぐです。
天守閣の近くに行ってみましょう
www.city.fukuyama.hiroshima.jp
立派な建築ですね。天守閣は第二次世界大戦の空襲で消失してしまいましたが、戦後復元されたものです。福山城は10万石の城としてはかなり大きな天守閣だそうです。
以前から電車の車内から福山城が見えて大きいなと思ってましたが、近くで見るとより迫力を感じました。
天守閣を抜けると、立派な神社があります。
備後護国神社です
福山城からすぐで5分ほどでした。
神社の方も非常に親切に応対してくださいました。
御朱印はこちらです。
そろそろ倉敷に行くため駅に戻りましょう
そういえば福山はバラで有名な街ですね。シーズンの時にまた行ってみたいものですね。
ちょうど福山駅には「ラ・マルしまなみ」が止まっていました。
岡山を拠点に走る観光列車ですね。乗ってみたい。
JR山陽本線 福山→倉敷
そんな観光列車、ではなく普通の電車で倉敷へ
県境を渡って岡山県に入ります。
福山は岡山との結びつきが強く、県境区間もかなり人は乗ってました。
倉敷につきました。降りたのは地味に初めてだったかも。
駅も思ってた以上にきれいでした。
では駅から徒歩で美観地区まで向かいます〜
途中に阿智神社という神社がありました。倉敷の総鎮守だそう
寄り道してみましょう〜
神社は高台にありました。
御朱印もいただけました↓
驚きだったのが、御朱印の初穂料はPayPayで払うことができました。しかも還元付き!
神社でもキャッシュレスな時代です。
参拝していよいよ倉敷美観地区です!
日曜日だったこともあってかなり賑わってました。
船にも乗りたかったのですが、どれも満員で乗れませんでした。
ちょうどお昼時だったので、うどんを頂きました!
r.gnavi.co.jp
この肉うどん、注文した直後に品切れになっていたのでラッキーでした。
うどんといえばさぬきのイメージが強いですが、対岸の岡山も結構多いですよね。
倉敷市内の児島はジーンズで有名なので、美観地区でも色々売られていました。
せっかくなので、デニム筆箱を買ってみました。大学に行く時に使ってます。
筆箱など、ジーンズだけでなくデニムで作られた商品も売ってていいなあと思っていたらこんなものまで(笑)
デニムタピオカ(笑)流行りに乗ってる感がすごい・・・。
美観地区を一通り歩いてまわってみました。
造られた感はするけど、テーマパーク的な楽しみ方ができました。
海外からの観光客も結構いました。いわゆる日本っぽさがあるのかなと。
あと、キャッシュレス決済がかなり浸透していたのも良かったです。まさか神社まで使えるとは・・・。
ちょうど消費税が10%に増税した直後でしたが、かなりのお店が5%還元をやってました。
船にも乗れなかったので機会があればまたリベンジしたいです。
そろそろ帰りの時間が迫ってきました。倉敷駅からバスで岡山空港へ向かいます。
高速道路で1時間ほどかかりました。岡山空港も広島と同様で山の上です。
初めての岡山空港でした!広島はともかく、岡山になると対東京ではほとんど新幹線がメインですよね。そのため飛行機の本数もかなり少ないです。
預ける荷物もないのでぱぱっと保安検査に入りました。
日本航空242便でいよいよ東京に戻ります。
行きの機材よりも小型(ボーイング737−800)だったためかかなり混雑していました。
飛行機に乗ってしまえばあっという間です。1時間弱で羽田空港に戻ってきました。
鉄道の移動時間が染み付いてると、飛行機の速さには本当に驚かされます。
福山・倉敷いかがでしたでしょうか??
1日目よりもあっという間に過ぎてしまったような感じです。
岡山県はまだまだ行き足りてないので。もうちょっとしたら行きたいものです。
次回も是非お楽しみに!
①はこちら